- 1面:骨太原案、「分厚い中間層」再構築 - 日本経済新聞
- グローバル市場:米欧消費株上昇 物→サービスに - 日本経済新聞
- ビジネス1:アップル、熱狂再来なるか - 日本経済新聞
- ビジネス2:NEC、ブドウ職人はAI 農業の経営安定に一役 - 日本経済新聞
- 投資情報:ゼネコン工事の採算悪化 大手4社引当金、過去10年で最大 - 日本経済新聞
1面:骨太原案、「分厚い中間層」再構築 - 日本経済新聞
【解説】
賃上げ促進と少子化対策を軸とする「分厚い中間層」の再構築を掲げる経済財政運営と改革の基本方針の原案を公表
賃上げ、人材の流動化、少子化対策等ここ数年言い続けてきたことを改めて言っただけの印象
方向性のおかしい少子化対策も然りあまり期待できそうにない
岸田氏は「今こそこうした動きを力強く拡大すべく新しい資本主義の実現に向けた取り組みをさらに加速させていく」と発言したようだが、力強くとか更に加速とか、意味がわかるようで何をするかわからない言葉を多様する人は社会人ではない
グローバル市場:米欧消費株上昇 物→サービスに - 日本経済新聞
【解説】
米欧の株式市場でサービス消費関連株が上昇
外食やホテルなどは2022年末からの上昇率が500種全体の2倍に
食品などに比べ、人件費などのコストを価格転嫁しやすいので業績悪化しにくい、そして何よりこういったサービスを利用するのは富裕層(お金を持っている層)なので顧客がその価格転換に耐えられるというのが強い
行動制限からのリバウンド需要もあり、コロナで痛めつけられた業界が逆に賑わっている
ビジネス1:アップル、熱狂再来なるか - 日本経済新聞
【解説】
米アップルは拡張現実(AR)に対応したゴーグル型端末を発表
これまではIT分野でのトップを走っていたアップルだが最近のIT業界の話題は生成系AI一色でアップルの印象は薄くなっている
このゴーグル型端末も革新的な技術ではなく既存のVRゴーグルの焼き直しにしか見えない
企業は新しい技術を提供し続けないと勢いが鈍化する良い例
もしこれがでかいゴーグルではなく、スマホ、スマートウォッチに続く生活に根ざした次世代スマートグラスだったならまた印象も違った
ビジネス2:NEC、ブドウ職人はAI 農業の経営安定に一役 - 日本経済新聞
【解説】
NECがIT(情報技術)を使った農作業の効率化支援に乗り出す
山梨県でブドウの生育状況を眼鏡型の情報端末(スマートグラス)で把握し人工知能(AI)で解析する仕組みを実証
農家の次世代育成の観点からすると、生育状況の把握を農家の経験則などに頼ったやり方だと次世代に引き継ぎにくい
経験がなくても画像判別で状況把握、次のアクションがわかれば参入しやすくなるので期待が持てる実証実験
農業は人が生きていく上で必須にも関わらず日本の食料自給率は低く、農業を担っていく次世代も少ない。この状況を打破する技術に昇華することを期待
投資情報:ゼネコン工事の採算悪化 大手4社引当金、過去10年で最大 - 日本経済新聞
【解説】
ゼネコン大手4社の工事採算が悪化
資材高で原価が想定より膨らみ、赤字が見込まれる際に計上する工事損失引当金は過去10年で最大
工事完了時の利益がゼロになるうえ、人件費も上昇傾向にあるので今後の採算悪化に繋がる
将来予測を経てて価格への転換を早急にできるかが鍵
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