時短日経〜日経朝刊の抜粋と解説と経済情報発信BLOG〜

平日朝に日経新聞朝刊の抜粋、解説してます。 不定期でビジネスで役立つ本の紹介や経済知識についても解説してます。

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なぜ日経新聞を読めと言われるのか

こんばんは。

日経新聞朝刊をまとめはじめて1ヶ月半経ちました。

「社会人なら日経新聞くらい読め」と言われたけどぶっちゃけめんどくさい人の助けになればと立ち上げたブログですが、なぜ日経を読めと言われるのか。私なりに解説したいと思います。

ちなみにここで言う日経新聞は日経電子版も含んでいます。

結論

読めと言われる理由は皆が読んでるからです。

昔ならまだしも今はネットに情報が溢れています。日経新聞でなくても優良なニュースサイトはたくさんありますし、より専門的なビジネス雑誌もたくさんあります。

それでも会社の上司とかが読めというのは自分が読んでいるからだと思います。

今の経済を回している大企業の中心である40歳前後から、企業の要職についている50歳オーバーの世代は、上司から読めと言われて歯向かうことは許されず、日経新聞を読むことが習慣化している世代です。

その教えの連鎖が今なお続いているのが最大の理由だと思います。

 

営業現場の肌感覚では

私がこれまでの経験上読んでいる人たちの確率は以下です。

 

企業経営者:9割以上読んでる

企業の課長以上:8割以上読んでる

企業の一般職:5割程度読んでる

 企業の一般職(30歳以上):7割程度読んでる

 企業の一般職(30歳未満):3割程度読んでる

銀行の課長以上:9割以上読んでる

 銀行の一般職(30歳以上):8割程度読んでる

 銀行の一般職(30歳未満):4割程度読んでる

 

こんな感じです。

銀行員は特に読むことを義務付けられてますが、意外と若い人はちゃんと読んでません笑

ただ30超えるとほぼ読んでます。理由は後ほど出てくる私が日経新聞を読む理由と同じだと思います。

 

公表データでは

日経新聞が出しているデータだとこんな感じです。

概ね肌感覚と合ってる気がします。

marketing.nikkei.com

要するに経営者や高所得ビジネスマン、富裕層は皆読んでるよ〜ってことですね。

 

私が日経新聞を読む理由

結論、営業で使えるからです。

私は企業経営者や役員、コンサル、銀行員と話すことが多く、その大半が日経新聞を読んでいます。

慣れ親しんだ顧客ならまだしも、初めて会う人とは話題を探りながら話す必要があるので(もちろん顧客情報は事前に調べます)共通の話題として日経の話題を出しています。

「今朝の日経にこう書いてましたが御社への影響はどうですか?」とか「日経にも出てましたが今は〜みたいですね」といった具合です。相手から同じように振られる場合もあります。

共通言語があるのは楽ですし相手の投げかけに答えられないのは論外なので、そういった意味で私は日経新聞は読むべきだと考えています。

 

最後に

日経新聞について批判的な方がいるのは知っています。大いに結構だと思います。

人それぞれ考え方や思想があるのは当たり前ですし、今の日本のマスメディアに対して正直懐疑的になるのもわかります(私もここ数年TV見てません)。

それを強制してくる社会もどうかと思います。強制されたらやる気そがれますし。

ただ一方で、日経新聞を読むことで業務がうまくいくことがあるのも事実です。

一つの業務ツールと割り切って読んでみてはいかがでしょうか。