時短日経〜日経朝刊の抜粋と解説と経済情報発信BLOG〜

平日朝に日経新聞朝刊の抜粋、解説してます。 不定期でビジネスで役立つ本の紹介や経済知識についても解説してます。

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7月11日㈫日経朝刊まとめ

1面:物価高・人手不足…倒産が急増 中小企業に淘汰の波 - 日本経済新聞

【解説】

2023年上期の倒産件数4000件台となりは前年同期比3割増

新型コロナは助成金でしのげたが原材料高と人手不足で結局倒産することに

結果的に無駄な延命に使われたので助成金が無駄になったということです

資金を助成するだけてなく、コロナ禍でもできることやコロナ後にしていくことへの投資ができればまた違った結果だったのかもしれません

結局時代の変化についていけない企業は潰れるということ

反面新しい企業が入り込むスペースができたということでももあるので、企業の新陳代謝が進み勢いのある社会になっていってくれれば嬉しい

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総合2:ユニコーン育成へ投資 - 日本経済新聞

【解説】

三井住友FGが国内未上場企業への投資ファンドを組成、規模は300億と国内最大

事業が軌道に乗ってきたベンチャーにさらなる成長をもたらす投資を行っていく

有り余る資金に動いてもらうため、個人取引を縮小させ、富裕層や企業など多額の資金が動く取引に比重を置き始めた流れの一環だが、伸びしろがある企業に資金が入るのは経済的にも良い流れ

みずほや三菱、ゆうちょ銀もスタートアップ支援に乗り出し新興企業が育つ環境ができつつある

企業の新陳代謝を推し進めてもらいたい

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金融経済:住宅ローン、ネット銀主役に 低金利競争で費用抑え攻勢 - 日本経済新聞

【解説】

住宅ローンの担い手がネット銀行中心へ

どうしても店舗運営コストが金利に乗ってしまうメガよりも店舗を持たないためネット銀行の方が優位になり、金利競争では勝てない

むしろメガバンクはそこに人を使うなら富裕層の対応を手厚くしたほうが儲かるため、辞めてしまいたいというのが本音

とはいえ昔は大手企業がメガ、中小企業が地銀、地元企業が信金といった棲み分けだったので結局元に戻っただけ

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グローバル市場:REIT、1倍割れ続く 「PBR」震災後最低に迫る - 日本経済新聞

【解説】

オフィス不動産投資信託REIT)の評価が低迷

時価総額保有不動産価値総額を下回るものもあり、その低迷が伺える

人口減、労働力減によりオフィス市場の縮小が原因とされている

そもそもREITにはスポンサー企業がいらなくなった物件を購入させていることも多く、この流れは当たり前といえる

本当に魅力ある物件は自社で保有しそこではしっかり賃料を稼げていることから、結局は現物でもREITでも物件選定が大切ということ

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ビジュアル解説:パート「年収の壁」いつまで - 日本経済新聞

【解説】

パート主婦の年収が上がると手取りが下がる年収の壁、度々議論に上がるが一向に解決されてこなかった

これがようやく是正に向かっている

良い事のようにも見えるが、そもそも年収100万程度で節税とか調整を考えることが間違っており、それを考える時間があるならもっと働けばいい話

時代背景もあろうが中途半端に保護を行ったことが結果的に労働力を少なくしているので間違った政策であった

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