時短日経〜日経朝刊の抜粋と解説と経済情報発信BLOG〜

平日朝に日経新聞朝刊の抜粋、解説してます。 不定期でビジネスで役立つ本の紹介や経済知識についても解説してます。

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7月31日㈪日経朝刊まとめ

1面:流通×ITのリテールテック、アリババが特許数首位 - 日本経済新聞

【解説】

中国アリババがITを使い小売業の現場効率化をすすめる技術「リテールテック」分野の特許数1位となった

世界のリテールテック特許の57%は米国で20%は中国が持っている

リテールテック業界は業務効率化を旗印に市場を拡大し続けている

米国等ではファーストフード店の窓口に店員はおらず全てタッチパネルで完結している

日本は特許数で世界3位だが、全体の6%と差をあけられている

最近は日本のマクドナルドでもタッチパネル注文が普及してきたが、モスバーガー吉野家は設置の空気もない

使う側もリテールテックの導入にそこまで本気で無いことが開発側の特許数の少なさにも関係している様に思える

しかし注文を受ける人件費も上がり続けているのでさっさと方針転換しないと企業として出遅れ続けるだけである

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総合・政治:外国人材「規制緩和を」69% 介護など、全世代賛同 - 日本経済新聞

【解説】

介護等の分野で外国人の就業規制緩和をすすめる動きがあるが、世論調査では69%が人手不足解消を理由にすすめるべきとする一方、21%がサービス水準維持を理由にするべきでないと回答

個人的には規制緩和して良いと考えているが、そもそも緩和したとて人が集まるかが問題

介護士の平均年収は317万であり、日本の他業種に比べても低い

反面仕事内容は肉体的精神的にキツく、それ故に日本人も人が集まらない

その状況で外国人が働きたいかと聞かれると働きたくないだろう

というか年収上げれば日本人も働きたくなる可能性もあるので、規制画どうこうよりも待遇改善を優先してやるべき

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総合・経済:日銀修正、世界揺さぶる 緩和マネー500兆円回帰観測 - 日本経済新聞

【解説】

先週発表された日銀の金利上昇に世界が警戒を強めている

日本から金利の高い外国の債権に流れた500兆円が、日本の金利上昇により日本に戻る可能性がある為

しかしながら、まだまだ海外金利と比べて日本の金利は低く、今すぐの海外からの引上げにはならないと思われる

日銀としては金利正常化への動きではないとしており、今すぐ高金利への転換はないと思われる

ただ、今後金利は上がっていくことは確実なのでそこに向けた準備はしていくべき

www.nikkei.com

ビジネス:消費景況感が最高 - 日本経済新聞

【解説】

消費を巡る景況感が一段と改善

消費関連企業の景況感を示す数値が1995年の調査開始以来の最高値を更新

特にインバウンド関連が好調で訪日客の爆買いを筆頭にレジャー産業が続く

インバウンド頼りの状況は手放しに良いとは言わないが景気が上向いてきた事は良い事

これが賃金にも波及し日本全体の景気向上に繋がる事が理想

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法税務:インボイス、取引先に圧力 - 日本経済新聞

【解説】

インボイス導入により、主にフリーランスの取引先へ企業が一方的に値下げを迫る事例が相次いでいる

内容は「インボイス導入後も免税事業者のままでいるなら、消費税相当額を取引価格から一律に引き下げる」といったもの

本来であればインボイス登録を行い企業に対して消費税分の値上げを申入るはずが、逆になっている

立場の弱いフリーランスであるからこそ、自身を守るための交渉や議論を積極的に行うべき

www.nikkei.com

 

 

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