- 1面:台湾半導体の力晶、日本に工場 - 日本経済新聞
- 経済・政策:需給ギャップ、近づくプラス 日銀1~3月推計 - 日本経済新聞
- 金融経済:大手金融が富裕層開拓 資産1億円以上、10年で8割増 - 日本経済新聞
- マーケット商品:和牛子牛、セリ低調 8年9カ月ぶり安値 - 日本経済新聞
- マーケット総合:海外勢、未開の中小型株を探索 - 日本経済新聞
1面:台湾半導体の力晶、日本に工場 - 日本経済新聞
【解説】
台湾の半導体受託製造大手力晶積成電子製造がSBIホールディングスと組み、半導体の生産拠点を日本国内に設立
SBIが傘下銀行や提携地方銀行からの資金調達をサポートし、2020年代中頃の稼働を目指す
稼働すれば日本国内の半導体安定供給に繋がり、工場誘致に成功したエリアでは雇用も増える
地方経済は衰退の一方で土地余りも激しいのでこういった製造拠点としての発展がモデルケースとして普及していけば良い
経済・政策:需給ギャップ、近づくプラス 日銀1~3月推計 - 日本経済新聞
【解説】
日本経済の需要と供給力の差を示す「需給ギャップ」改善しプラスに向かっている
供給力は設備稼働率と労働力の2つに大別されるが半導体不足による生産減等が響き設備稼働率は下がった
反面労働者の労働時間が増えたことがプラスに働き、需給ギャップの改善となった
これが示すのはコロナがあけて労働者が正常に働くようになったということで、単純に生産が上向いているとは言えない状況
日銀としては金利を上昇させる理由をとにかく探しているがこの改善を理由とするのはやや暴論か
金融経済:大手金融が富裕層開拓 資産1億円以上、10年で8割増 - 日本経済新聞
【解説】
金融機関が富裕層ビジネスに本格的に取り組む
記事にもあるが世界の所得の半分は純資産上位10%の富裕層が取っており、逆に純資産下位50%は世界の所得の10%も取れていない
日本単体で見ても同じような状況なので、富裕層に資金が集中しやすくなっている状況に拍車がかかっている
てっとり早く稼ぐには富裕層に営業したほうがいいので、銀行の方針は普通の流れといえる
逆にエリアが決まっている地方銀行や取引先制限のある信託銀行等は顧客が固定されているので収益がのばせない
貧富の差が広がるとともに銀行格差も広がっていく
マーケット商品:和牛子牛、セリ低調 8年9カ月ぶり安値 - 日本経済新聞
【解説】
子牛の価格が下がってきている
インフレにより物価が上がる中、末端の消費者が牛肉ではなく安価な豚肉や鶏肉に流れていることが原因
先の記事でも出ていたが貧富の差が広がっている中、末端は好きなものも満足に食べれない状況がきたかという印象
銀行もそうだが、畜産農家も超高級ブランド牛をすすめる方に舵をきることも考えられる
富裕層の為に低賃金で働くということが鮮明になってきた
マーケット総合:海外勢、未開の中小型株を探索 - 日本経済新聞
【解説】
海外投資家の日本の中小型株への関心が高まっている
IT化が進んでいなかったりとまだまだ改善余地があるからこそ割安に見え投資対象候補に上がってきた様子
注目されれば資金調達もしやすくなりさらなる成長に繋がる
ただこういった流れを本来すべきなのは日本の投資家
海外に買われてやっと動き出すというのが何ともかなしい
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