時短日経〜日経朝刊の抜粋と解説と経済情報発信BLOG〜

平日朝に日経新聞朝刊の抜粋、解説してます。 不定期でビジネスで役立つ本の紹介や経済知識についても解説してます。

MENU

9月29日㈮日経朝刊まとめ

 

1面:防衛強化へ空港・港湾拡充 政府、33施設選定 - 日本経済新聞

防衛力強化のため、公共インフラ候補として33の空港と港を選定した。

今後自治体と協議の上、滑走路の拡充や周辺整備等進めていく。

日本は立地的な隣国に中国、北朝鮮、ロシアといった軍事的な懸念のある国があるため、有事の際に自衛隊が利用しやすくする必要がある。

ロシアウクライナ戦争や中国の動向でこういった整備が必要な時代になったのは悲しいが仕方ない。

公共インフラとして滑走路が伸びたり、港が拡充するのであれば、成田空港延伸で周辺地価が高騰した現象が日本各地で起こることになる。

そういった経済的な動向にも注視したい。

 

1面:置き配ならポイント付与 - 日本経済新聞

物流業界の人手不足を解消する為に政府として置き配を推奨していく。

置き配が広まれば再配達は0にすることも理論上可能なので物流業界の効率化に役立つ面はある。

一方で現時点で10万件に1件程度の盗難リスクが増加する懸念もある。

特に日本の常識が通じない外国移民が入ってくれば更に増えるだろう。

ここに来て宅配ボックスの需要が更に上がるかもしれない。

 

総合1:原油急騰、2つの想定外 減産延長+中国の需要増 - 日本経済新聞

一時期落ち着いていた原油価格が上昇してきた。

主要原産国が減産を緩めなかったために需給バランスが崩れ高騰した。

原油価格の上昇はさらなるインフレを世界にもたらす可能性もあり、注意が必要。

世界のインフレが進めば利上げ停止もできない為、円安圧力も高まる。

 

 

経済・政策:企業、蓄える賃上げ力 労働分配率49年ぶり低さ - 日本経済新聞

日本企業の調子が良い。

コロナからの回復のタイミングで世界的なインフレにのり、価格転換に成功した企業の利益は上がっており、その伸びは賃金上昇以上となっている。

このサイクルが続けば継続的な賃上げが可能になるので日本経済全体が良いインフレサイクルに乗ることになる。

問題はこの流れを来年再来年それ以降続けられるかどうか。

緩やかでもいいからこのサイクルは途切れさせてはいけない。

 

金融経済:金融庁、外貨建て保険にメス 販売体制を問題視 - 日本経済新聞

金融庁が銀行や証券会社、保険会社が販売する外貨建て保険にメスを入れる。

現在米ドル建て保険はかなり高い利回りで運用ができているため、営業としては売りやすい商品。

一方で外貨に対する投資の面が強い商品でもあるので、為替での損失や金利変動のリスクをよく理解しないまま契約するパターンもある。

リスクを理解しないまま契約すると、顧客が思わぬ損失を被る事にもなるので説明責任は重大。、

企業利益と顧客利益の最大化を求められる現代であるからこそ、売りたい商品ではなく顧客の為になる商品を売ることが企業の義務になりつつある。

 

 

 

 

全部読みたい人は日経電子版を購読してください!

今日も一日頑張りましょう!